やりたいことは全部できる?!タイムマネジメントのススメ
よく仕事は忙しい人に任せろ、といいます。その心は、忙しい人ほど仕事を多く抱えていながら時間のやりくりをしているからです。意味はわかるけれど、どうやったらそんな人になれるのだろう?そう思っていました。
そのヒントが書かれているのが、この1冊です。
『やりたいことを全部やる!時間術』
著:臼井由妃
人に与えられた時間は平等に24時間です。その中で著者の臼井さんは会社を2社経営し、地方講演を60回こなし、本の執筆もしています。その臼井さんがどうやったらできるだろう?を繰り返して、上手くいったものを厳選しているそうです。その中でも3つの要素に厳選して書いていきます。
①足し算思考
普通はやりたいことをやるために、他の予定ややりたいことをやめて、時間を作ろうとします。しかし、臼井さんは違います。やりたいことは全部やる、という前提で今ある時間でどうやったらできるだろうと考えます。もしかしたら、他の人の手を借りたらできるかもしれない、もっと簡単にできる方法があるかもしれない、と考えていきます。
②人と会う時間を大切にする
どんなに忙しくても人と会う時間は減らさないというのが臼井さん流。むしろ忙しくても今週はあと5人会おうと考えるそうです。それは、人と会うことで自分にない価値観・考え方に触れて自分自身の時間密度が上がることをよく知っているから。ただし、誰もかれも会うのではなく、自分にとって一緒にいて有意義に過ごせそうな人、ということにはこだわっているそうです。
③捉え方をポジティブにする
人には誰しも多かれ少なかれ「調子の波」というものがあります。調子のいいときは仕事もはかどりますし、何でも上手くいくような感覚があります。逆に、調子の悪いときは、もうできないのではないか。とネガティブに考えてしまいがちです。そうすると、ますます成果の出しづらい環境になってしまいます。因果応報でいい行いをすればいい結果が返ってくる、悪い行いをすれば悪い結果が返ってくる。同じように、悪い考え方は悪い結果を生みます。だからこそ、上手くいかないときこそ「絶対に上手くいく」と無理やりにでも考えていくことがいい結果につながり、生産性が上がることに結びつくのです。
誰でも平等に与えられているものが時間。同じ時間でどれだけ密度の濃い時間を過ごせるのか。同じ時間を過ごすのであれば、自分の納得のいく時間の使い方をしていきます!!
#チーム株式会社
#タスク