もう一度行きたくなる!ディズニーのサービスとチーム株式会社に共通する2つの価値観
前回はスターバックスとディズニーの共通する価値観について書きました。
今回は、ディズニーとチーム株式会社の共通する
ディズニーのサービスにも同様に自分で考えて動くための指針があります。
この4文字は下記の4つの単語の頭文字をとったものです。
■SCSE
Safety:安全性
Coutesy:礼儀正しさ
Show:ショー
Efficiency:効率
参考:https://bizpow.bizocean.jp/howto/disney/
このSCSEの頭文字の順序にも意味があります。
安全性>礼儀正しさ>ショー>効率
判断に迷ったときは、この優先順位で物事を置き換えて考えればいいのです。
例えば、こんなエピソードがあります。
アイスを子どもがこぼしてしまいました。
そうすると、キャストが紙を被せて足で拭いたそうです。
通常であればかがんで手で拭くでしょう。
しかし、ディズニーではかがんで手で拭くことはしません。
それは、かがんだキャストに気づかず、来園者との衝突を防ぐためです。
これがもし、見栄えやパフォーマンス(ショー)を重視するとしたら、この行動にはなりません。
SCSEの原則があるからこそ、この優先順位を定めていることによって、キャストが自分で考えて動く力を養うことに役立っています。
また、ディズニーでは「褒める」文化を大切にしています。
ファイブスターカードという褒める仕組みがあります。これは、上司から賞賛の言葉を書き、キャストに贈る制度です。
チーム株式会社でも、「褒める」「承認」の文化を大切にしています。
社員の中でも大きな実績を残した人がいれば、積極的に褒めます。そのため表彰の機会を大切にしているのです。
こんな話があります。
ダンスを踊っているAさんとBさん。
Aさんは、いいところを褒められます。
「その振り付けがいいねー!」
「動きが大きくていいね!」
Bさんは、悪いところを指摘されます。
「その振り付けいまいち・・」
「もっとわかりやすく踊って!」
果たしてAさんに対する接し方とBさんに対する接し方とどちらの方が、生き生きとしたダンスが出来るでしょうか。
多くの人がAさんの方がいいと答えるのではないでしょうか。
努力したことが認められる体験はとてもいいものです。
優先順位をつけること
いいところを積極的に褒める
この2つの価値観がディズニーキャストを育てる大きな価値観だと感じました。